革も体もメンテナンスが大切

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月一メンテナンス

先日整体に行きました。月一の体のメンテナンスです。いつも座りっぱなしで作業をしていると、腰やら肩、背中がガチガチになってしまいます。

もちろん年齢のせいでもありましょうが、そこは仕事疲れということにしておきましょう。

家からはだいぶ遠い整体院に通っているのですが、なかなかしっくりくる治療院が見つけられずにいた時、たまたま紹介していただいて行ってみました。

まあ、これはやった人でないとわからないと思うのですが、とにかく痛い!どこを扱われても、バタ狂うほど痛い! ほぼ90分、のたうちまわって耐える。

最初は、その後2日くらい疲労感で具合が悪くなったほどだ。それなのに、定期的に通い始めて10か月になります。

遠くて痛いのに行く理由

なぜそんなに痛いおもいをするのに、そこに行くのか。それは、あとのすっきり感がちゃんと実感できるからです。

痛いのは施術中だけで、あとに筋肉の痛みだとか骨が軋んだりだとかがないんです。

痛いのは体が歪んでいるからで、そこをきちんと戻してくれてるからだし、あとに変な痛みが残らないのは、施すべきか所を、的確にやってくださるからだと思うのです。だから信頼できます。

しっかり体を戻してもらった上に、自分でできる日々のストレッチのしかたや、なぜ体のその箇所に痛みが発生するのかとか、色々疑問なことをわかりやすく教えてくださいます。勉強もできるわけです。

健康的に仕事を続けるには、メンテナンスは欠かせないなと、改めて実感できた日でした。

 

革も定期的にメンテナンスを

お手入れのすすめ

革も人間の体と同じで、メンテナンスすることで永く良い状態を保つことができます。

鷹工房に、修理で持ち込まれる革製品のなかにも、「手入れをきちんとすれば生まれ変わるな」とおもわれるものが少なくありません。修理のついでに手入れしておくと、皆さん「見違えますね!」と驚かれます。

 

お手入れの手順

そこで、自分でできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。

準備するものは、ブラシ革専用のオイルオイル用の布一枚乾拭き用の布一枚、以上でokです。布はタオル地よりも、綿などの天然素材がおすすめです。

  1. ブラシでほこりを落とす。縫い目は特に溜まりやすいのでしっかり落としましょう。
  2. オイルを布に取り、サッと全体になじませる。シミにならないように、薄く、手早くやるのがコツです。最初の一塗りでオイルがスッと染み込んで色が変わるので、アッ!となりますが、ひるまずにササッと塗ってしまいましょう。
  3. 1時間程度、直射日光の当たらない所に置いてなじませる。
  4. 仕上げに全体を乾拭きしたら終了です。

 

お手入れをする理由

これだけでも、艶がでて、くたびれていた革製品が蘇りますよ。

革製品の醍醐味の一つは、永く愛用して、変化を楽しむことができるということだと思います。

せっかく手に入れたお気に入りの革製品も、ほったらかせば劣化するだけです。ちょっとメンテナンスすることで、劣化が変化へと変わり、革本来の良さを発揮してくれるようになります。

艶をとりもどすことで、その革製品を最初に手にしたときの、自分の気持ちもとりもどすことができて、改めて大切にしようと思えるのではないでしょうか。

革も体もメンテナンスすることで長持ちするということですね。革は元々動物と共に呼吸していた生き物ですから、人の体と同じように手入れして可愛がれば、ずっと生き続けてくれると思いますよ。

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