鷹工房でランドセルをリメイクして、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝の想いを贈る

ランドセルのリメイクを本格始動しました

最初のご依頼は長崎から

革製品の製作を始めた当初からずっと、いずれはランドセルのリメイクを手掛けたいと考えていました。ただ置物としてのミニサイズに作り変えるのではなく、ずっと使い続けられる実用的なものにリメイクして思い出のランドセルを残しておきたいと思い、試行錯誤していました。

2018年の後半くらいから、やっと本格的にランドセルのリメイクが始動できるような状況になり、11月に、長崎県雲仙市の百花台公園にて開催された、ナインフェス ~九州活性化プロジェクト9Love~ のハンドメイドイベントに出店した際に、イベントでは初めて ”ランドセルのリメイクします” というアピールをしました。

今回ランドセルのリメイクをご注文いただいたのは、その時たまたま鷹工房のブースに来ていただいたお客様でした。一番上のお子様が卒業されたばかりだということで、とても興味を示され、どんなものが作れるのか熱心にお尋ねになりました。

ランドセルのリメイクに込める想いは感謝の気持ち

その時におっしゃたのが、「ランドセルを買ってくれたおじいちゃん、おばあちゃんに、使っていただけるものにしてお返しをしたい。」という言葉でした。

私たちが使える小物にリメイクしたい理由は、まさにその通りで、一つは感謝の気持ちを形にして贈る。 もう一つはお子様自身に使っていただくことで、お子様をずっと見守ってくれた愛情や想いを、お子様自身にその後の成長の中においても身近に感じてほしい そう思ったのがきっかけでした。なのでそこに共感していただけたことがとても嬉しくて、やはりそんな風に考えている方もいるんだということを実感しました。その場で、是非お願いしますとご依頼され、遠方のためランドセルは後日郵送していただきました。

大切なポイントは綿密に打ち合わせをすること

打合せはラインを使って行いました。見本の写真を見ていただき、お客様のご希望をお聞きしながら少しずつ進めていきました。

お作りするのは、①おばあちゃん用のメガネケース ②おじいちゃん用のBOX型小銭入れ ③家族7人分のこびとのブーツ に決定!

次に、それぞれの作品に組合わせて使用する、裏地のスウェード、糸、革の色を決めていきました。こちらも組み合わせ見本の写真を送って見ていただき、ご希望をお聞きしました。

ランドセルを工房まで持ってきていただいた場合は、実際に革や糸を見ていただいて、その時に詳しく打ち合わせをしますが、送っていただいた場合は到着後にラインかメールで打ち合わせをしていくことになります。

今回もご遠方でしたので、到着後にラインで打ち合わせという方法にしました。一つ一つご希望を聞いて、写真を送って、疑問や質問には返答やご提案をして、できる限り細かいところまで打ち合わせをしますので、ある程度の時間と手間はかかりますが、大切なお子様の思い出の詰まったランドセルにハサミを入れるわけですから、そこは慎重にじっくり時間をかけてやっていきたいと思っています。

リメイク作品の完成

送っていただいたのは、こちらのピンクのランドセルです。目立った傷もなく、蓋の部分が殆ど使える状態でした。

完成したのがこちらの作品です。

メガネケースは、裏に赤のスウェードを貼り合わせて、白の糸で縫いました。マグネットホックなので、開け閉めしやすくなっています。

 

BOX型小銭入れは、おじいちゃん用ということでしたので、裏のスウェードと糸は紺色にして、サイドにも紺色の革を使いました。

 

こびとのブーツは、ご家族7人で一つずつ共有したいとのことでしたので、全部2色使いのコンビにして、合わせる革の色とステッチの色を変え、全く同じものがないようにしました。

完成したことを、写真を添えてご連絡したところ、それはそれは大変喜んでいただき、ゴールデンウイークに、ご家族5人で遠いところから工房までお越しになりました。

素敵なお返しの贈り物ができます!と喜んでいただけて、ホッと一安心し、私たちも嬉しさがこみ上げてきました。そしてもう一つ嬉しかったのが、下のお子様方が、自分たちも作って欲しいからランドセルを大切に使いたいと言ってくれたことです。卒業後、どんなものを作って欲しいか、時間はたっぷりあるので、じっくり考えてご依頼楽しみにお待ちしてます。

しまいっぱなしのランドセルをお持ちの方、これからご卒業を迎えられる方も、思い出の残し方の一つとして、リメイクをご検討してみられてはいかがですか?お気軽にお電話、メールでお問合せ下さい。

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